今日は無職記念日

40にして専業主婦1年生。やさぐれ人生のおさらいと日々の独り言

ハロー無職生活

今日から無職デビューである。

こう書くと、ブログ一発目から夢も希望もないので、少し盛って表現するとしよう。

今日から女の子が一度は憧れる「専業主婦」デビューである。こうすると、どうだろう。

共働きが当たり前となった世間の風潮に思い切り喧嘩を売っているようで、もやもやとした気持ちになる。いっそ、タイトルに【悲報】40代無職ババァだけどなんか質問ある?とでも入れた方が人目についたかもしれないのだが、気分は「はろはろー♪」なのである。

 

もう「仕事と家事」という二足の草鞋を履く必要がなくなったのだ。さらば、怒涛の日々よ。分刻みのスケジュールはチャーミーと共に去って行った。

台風一過の澄み渡った青空が、まるでこれからの生活を祝福してくれているようではないか。1から10までバカで、過去はどんなに暗くても夢は夜ひらくのだ。

すてきな奥様生活を実践できるわけもないが、私でも取り敢えず「女の子の夢」は叶えられたのだ。それだけでも本望と言っても過言ではない。

 

思い返せば、学生の頃から働きづめであった。(ただ単に遊び金欲しさで、せっせとバイトを掛け持ちしていただけなのだが)

学業より金であった。そして将来より青春であった。今思えばバカだった。

「なんか時給いいバイトない?」が挨拶がわりの学生時代だった事を思い出したが、後悔はあまりしていない。

就活などせずせっせとバイトをして、親からは家を追い出された。

行き場を無くした私は、当時付き合っていた男と一緒になった。

絵に描いたような転落人生の始まりである。

 

あれから20年。色々あったが私はこうして生きていて、一つ夢を叶えることができた。

その記念日である今日、クソみたいな人生を振り返り、二度と同じ過ちを犯さないようにと思い、このブログを立ち上げた。

面白おかしく書く筆力などないが「こんな人間でも生きてこれたのか」と奇異の目で見守って頂ければ幸いである。なお、転落人生についてはまた明日書ければと思う。